よく聞かれる応募書類の質問 (履歴書と写真について)
2026年04月19日 14:00
こんにちは。ななつ星これからライフキャリア相談室です。
転職や再就職の相談を受けていると、よく聞かれる質問があります。
「履歴書は手書きがいいのでしょうか、パソコンがいいのでしょうか」
「写真は写真館で撮るべきですか。それともコンビニの証明写真でも大丈夫ですか」
どちらも、とても気になるところだと思います。
特に久しぶりに応募書類を作る方にとっては、「今の常識はどうなのか」と不安になりやすいテーマです。
今回は、この2つについて、私なりの考えをお伝えします。
履歴書は手書きか、パソコンか
まず結論から言うと、手書きかパソコンかに絶対の正解はありません。
時代の流れとしては、パソコンで作成する方が増えていますし、企業側もそれを普通に受け入れています。
ですから、「パソコンで作ったら不利になる」ということではありません。
(実は私も昔は、“履歴書は手書きで提出してください”とお願いしていた側の人です)
ただ、私は迷ったときには、「もし自分が面接官だったら、どちらに好感を持つか」で考えてみるとよいと思っています。
応募書類は、単なる情報の一覧ではありません。
その人がどんな姿勢で応募してきたのか、どんな人柄なのかを感じ取る材料にもなります。
私は、基本的には
履歴書は手書き、職務経歴書はパソコン
をおすすめしています。
履歴書は手書きをおすすめする理由
履歴書には、学歴や職歴、資格など、基本情報を書きます。
内容そのものは定型的ですが、手書きにすると、その人の丁寧さや一生懸命さ、そして性格の雰囲気が伝わりやすいと感じます。
ここで大事なのは、字の上手い下手ではないということです。達筆である必要はありません。
少し不器用でも、ていねいに書こうとしていることは、見る側には意外と伝わります。
もちろん、すべての会社が手書きを高く評価するわけではありません。
効率や実務性を重視する会社なら、パソコン作成を好む場合もあるでしょう。
ただ、もしあなた自身が「丁寧さ」や「気持ちのこもった対応」を大事にする価値観を持っているなら、そうした姿勢を評価してくれる会社に入るほうが、結果として合いやすいとも言えます。
応募書類は、会社から見られるだけのものではありません。
自分がどんな会社に入りたいかを見極めるための材料でもあるのです。
職務経歴書はパソコンがおすすめ
一方で、職務経歴書はパソコン作成をおすすめします。
理由はシンプルで、読みやすさと整理のしやすさが大事だからです。
職務経歴書では、これまでどんな仕事をしてきたか、何ができるのか、どんな経験を積んできたのかを、相手にわかりやすく伝える必要があります。
内容が多くなりやすく、構成も工夫したほうがよい書類です。
そのため、見出しをつけたり、順番を整理したり、あとから修正したりしやすいパソコンのほうが、実務的には向いています。
履歴書で人柄や丁寧さを伝え、職務経歴書で経験や強みを論理的に伝える。
この組み合わせは、バランスが良いと私は考えています。
写真も「正解」はない
次に、写真についてです。
こちらも、プロが絶対に正解、コンビニ証明写真はダメ、とまでは言えません。
今は証明写真機やコンビニのプリントでも、ある程度きれいに仕上がる時代です。
ただし、写真は思っている以上に印象に影響します。
だからこそ、細かいところに注意が必要です。
たとえば、
ネクタイが曲がっていないか
姿勢が崩れていないか
目線がずれていないか
表情が不自然になっていないか
こうした点は、本人が気づかないまま提出してしまうことがあります。
特に気をつけたいのが、本来はそんな人ではないのに、写真では人相が悪く見えてしまっているケースです。
表情が硬すぎたり、目つきがきつく見えたり、口元が不機嫌そうに見えたりすると、それだけで損をしてしまいます。
これはとてももったいないことです。
私は、写真はプロに頼むのをおすすめします
私は、写真についてはできればプロに頼むことをおすすめしています。
なぜかというと、単に見た目が整うだけではなく、安心感と自信につながるからです。
プロに撮ってもらうと、姿勢、顔の向き、表情、服装の乱れまで見てもらえます。
自分では気づけない細かな修正が入ることで、「これなら大丈夫」と思える写真になりやすいです。
応募書類を出すとき、不安が大きいと、それだけで気持ちも落ち着きません。
でも、写真がきちんとしていると、「まず見た目の印象では損していない」という安心感が持てます。
この安心感は、書類提出の段階でも、面接の場面でも、意外と大きな支えになります。
大切なのは「自分に合う会社」とつながること
履歴書が手書きかパソコンか。
写真がプロかコンビニか。
これらに絶対の正解はありません。
ただ、何を選ぶにしても、
相手にどう見られるか
そして
自分がどんな価値観を大切にしたいか
を意識して決めることは、とても大切です。
私は、履歴書は手書き、職務経歴書はパソコン、写真はできればプロをおすすめしています。
それは、見栄えのためだけではなく、あなたの丁寧さや誠実さ、前向きな姿勢が伝わりやすいと考えているからです。
そして、そうした姿勢をきちんと受け取ってくれる会社こそ、あなたに合う会社である可能性が高いとも思います。
応募書類は、ただ選考を通るためのものではありません。
これからの働き方を考える第一歩でもあります。
迷ったときは、表面的な正解探しだけでなく、
「自分はどんな会社で働きたいのか」
という視点でも考えてみてください。
その整理ができると、応募書類の作り方も、少しずつ定まってきます。